(横浜市KY/30代男性/会社員)
もともと私は、自分の思いを伝えることが得意ではありません。特に、夫婦の会話では、妻の意見を優先してあげたい気持ちもあり、「そうだね」「いいよ、そうしよう」が口癖でした。
しかし、ある時、妻に「何を考えているか分からない」と言われ、関係がぎくしゃくするように…。何とか夫婦仲を取り戻したくて、教えを学ぶと、神示の「家族に笑顔で声を掛け、『思い』を伝える気持ちを欠かぬこと」という一節が心に残りました。以来、妻の言葉に対して、「僕はこう思ったけど、その意見の方がよりいいと思う」などと、自分の思いを乗せることを心掛けたのです。すると、妻から「確かにそういう考えもあるね」「そんなふうに思ってくれてたんだ。ありがとう」などと返ってきて、「会話のキャッチボールってこういうことなのかな」とうれしくなりました。
今思うと、以前の私は、ただ妻の話に「いいね」と同意するだけで、なぜそう思ったのか、なぜそうしたいのかまでは考えていませんでした。でも、最近は妻の言葉の裏にある気持ちを酌みながら、会話することを意識しています。自然と話も弾み、夫婦で過ごす時間がずっと楽しくなりました。