No. 375

希望の一本道を夫婦で歩む
心を180度変えた神の力
(兵庫県MI/50代女性/看護師)

「神なんているものか」と豪語していた夫、「神の話をするなら家に来ないで」と信者仲間に言っていた私。この一年で、神に向ける私たち夫婦の心は180度変わりました。

難病の不安から神の館へ

昨年の春、夫はろれつが回らなくなることがありました。そのうち、歩き方がおかしくなり、転倒することも出てきたのです。

医療の仕事をしている私たちの頭に、難病の不安がよぎりました。そんな時、知人から誘われ、神の館に行きました。

ご神前に座った途端、温かいものに包まれた気がして、なぜか涙がこぼれました。そして、神の教えを学ぶと、「泣いている場合ではない。今こそ、夫を支えていこう」と、前向きな気持ちに変わったのです。

その後、夫がリハビリを兼ねて、一生懸命に神示を書き写している姿を目にした時は、本当にうれしかったです。「夫婦で希望を共にできる」ことに、心から安心しました。

絶対夫を支える…明るく強い心

夫の病気は、多系統萎縮症と診断されました。運動機能が徐々に失われる病で、やがて寝たきりになる…。でも、私には自信があったのです。夫の症状がどんなに進行しても、目いっぱい介護して支えていく。絶対、「お前のおかげでいい人生だった」と夫に言ってもらう。「今の私にはそれができるから」と、夫にも伝えました。

こんなに明るく、強くなれるなんて、思ってもみませんでした。神の教えに触れたからこそ味わえる、心の変化です。

人の情けに感謝

夫の病状は緩やかながらも進行し、退職することになりました。でも、私たちの心に悲愴感はありません。回りの人がとてもよくしてくださるのです。「収穫した農作物の皮むきを手伝ってもらえるか」という近所の方々のお誘いに、夫は楽しく作業に行く毎日です。

リハビリにもなり、何より人のお役に立ち、近隣との縁を深められる機会を頂き、心から神に感謝です。進行性の病でありながら、驚くことに定期検診では、手足の運動機能が保たれていると言われました。

病気が見つかった時の悲しみは、病気になったおかげで、という心に変わりました。今、「一本道を二人で歩いている」この充実感でいっぱいです。