No. 247

愛を与えられる人になる!
家庭環境の大切さを痛感
(北海道AF/20代女性/大学生)

私は、大学に通いながら、子供と関わるアルバイトをしています。

ある時、子供への対応が、うまくできなかったことがありました。問題の原因が家庭環境にあって、その子自身も傷ついているのを感じ、どう声を掛ければよいのか迷ったからです。

スタッフから、「あなたは指導する立場ですよ。もっとはっきり伝えないと」と指摘されました。さらに、お世話をしていた子供に、「先生って暗い人に見える」と言われて、気持ちが落ちてしまいました。

親の励ましに気持ちを立て直し

岩手の実家に住む母に、つらい気持ちを正直に話しました。すると、私の話をよく聞いて、「お父さんも、お母さんも、あなたの明るさを知っているから大丈夫だよ」「子供にとってはあなたも先生。見られていることを忘れずに、自分らしく頑張って」と励ましてくれました。

母の言葉に「子供たちそれぞれに、育った環境も、感じ方も違うのだから、もっと心を感じながら触れていこう」と、気持ちを立て直せたのです。「光栄祭」を動画で学び、教会図書からも自分を見詰めることができて、心が前向きになれました。

自分の立場で精いっぱい子供の気持ちに寄り添うことを意識していると、落ち着いた心で向き合えるようになりました。子供たちが、「先生~」と駆け寄ってきてくれた時は、つらかった気持ちがうそのように消え、本当にうれしかったです。

両親の深い愛に感謝

子供と触れるたびに、家庭環境の大切さを感じます。

離れていても、いつも応援してくれる両親の愛に、「当たり前ではなかった」と感謝。自分も愛を与えられる人になりたいと、心から思っています。

北海道は新型コロナウイルスの影響で、緊張感が張り詰めていますが、家族と会話をすると、不安はなくなります。

大学も再開予定です。どんな経験も糧にして、将来は子供の良さを伸ばせる教師になれるよう頑張ります。

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