No. 1435

救いにつなげる神の計らい
北米の地で感じたご守護

(アメリカ西SS/50代女性)

日本国内だけでなく、北米の各地にも神示教会の「地域」はあります。その一つを担当させていただく私は、これまで幾度となく、神の深い“お計らい”に触れてきました。そこに込められているのは、「信者一人一人の仕合せ」を願う愛。先日も、それを強く実感する出来事がありました。 

海外行事に向けて心を重ねて 

3月、サンフランシスコで教会の行事が開催されました。事前に、連絡役の方から一報が。「病から回復された信者さんが、初めて参加される」というのです。うれしい半面、「一人で電車で来られる」と伺って、気に掛かったのも事実です。ご家族も心配されたのでしょう。しばらくすると、「信者でないお義父さまが送ってくださる」と、また連絡が。「良かったですね!」と喜び合いました。 

神がつないでくださった出会い 

その信者さんとご家族に、直接お会いするのは初めてです。心待ちに迎えた当日。「そろそろかな…」と外を見ていると、日本人の女性が年配の男性と歩いてきます。男性のお顔をよく見てビックリ! 何と、長年仕事でお付き合いのある方に、そっくりなのです。まさか! 慌てて駆け寄った私に、男性も、「あなたの行っている教会なのか!?」。驚きはすぐに喜びに変わり、みんなが笑顔に。全てをご存じの神が、私たちの出会いをつないでくださった…。そう思えてなりませんでした。 

行事に出席した信者さんは、「次は、家族みんなで儀式を受けたい」と希望に満ちた表情に。帰り際、お義父さまは、「どんな教会なの?」と尋ねてくださり、英語版の「神示教会のご案内」をお持ちに。「次回も僕が連れてくるからね! 他にも行事があったら、それも言って!」。思いやりにあふれた言葉が、どれほどうれしかったか知れません。 

出会いの一つ一つに意味が 

これは後から感じたことですが…。男性にしてみれば、大切な家族が、不便な電車を乗り継いでまで「行きたい」のは、どのような教会なのか…。不安もあったと思うのです。しかしそこに、私が居合わせることができました。この時まで、10年かけて男性と信頼関係を築いてこられたのも、このご家族の「救い」のため。神の深いお計らいだったとしか思えないのです。 

その愛を余すことなく受け取って、地域の皆さんと共に、力強く前進できるよう、きょうも一つ一つの“出会い”を大切に。全てのご縁に感謝を深め、ますます心を磨いていきます。