No. 1356

神の手の中で得られる救い
心を込めたおもてなしを

栄地事業部受付で業務をさせていただくようになって、間もなく1年。団体参拝、宿泊、会食などに携わる中で、数多くの喜びの声を伺ってまいりました。 

宿泊処で得られる「強さ」 

横浜市西区戸部町にある「宿泊処」では、毎日のように、利用された方々から、「心が安心感に包まれて、ゆったりできた」とのお声が。ぼたん湯やロビーで出会った人が、“たまたま”同じような悩みを抱えていることが分かり、自然と励まし合い、前を向く気持ちになれた…という話を耳にしたことも、一度や二度ではありません。 

ある女性は、ご主人との不仲が悩みの種で、一人で泊まるのが常でした。しかし、勉強会に出席するうちに、夫と向き合う気持ちになったとのこと。「祈願して頑張ってみます」と、見違えるほど明るい表情で帰られてから数カ月後、何とご夫婦で宿泊されたのです。今では、お子さんも一緒にお越しになっています。神が、「家族で泊まり 気持ちの交流を深める環境(ば)として その運命(ちから)を活(い)かしている」と言われるとおり、どんどん縁が深まっているご様子が、うれしくてたまりません。神示教会発祥の地に立つ、この環境の力を目の当たりにする日々です。 

“たまたま”も、“ふと”も、全てが神の手の中のこと…。お帰りの際に触れる皆さまの明るい表情に、神の愛とお力を強く実感しております。 

多くの愛が重なる愛光会館 

神総本部の愛光会館は、神が「愛の拠点地」と表された環境です。闘病中のある方は、病院からの帰り道に参拝し、愛光会館へ。食が細くなっているとのことでしたが、うどんを完食できました。「おいしかった~」と言うその方にも、付き添うご家族にも、笑顔がこぼれました。このような場面に立ち会わせていただくと、神の愛、家族の愛が幾重にも重なっているのを感じ、いつも胸がいっぱいになります。 

仕合せを願う心に神の応援が 

宿泊も、食事も、「心の故郷」神総本部での、大切な思い出の一場面です。来られた方々の心が愛で満たされ、最高の思い出づくりを…と願ってやみません。そして、神は、信者さんを思う気持ちを必ず後押ししてくださることを味わっております。 

半年ほど前のことです。職員仲間とメニューを検討する中で、「こういうパンを加えたいね」「きっと信者さんが喜ばれるね」と意見がまとまりました。しかし、なかなか該当する製品が見つかりません。そのような時、偶然あるパン会社の営業の方が、愛光会館に立ち寄ってくださったのです。「“たまたま”この近くに来たので、“ふと”『顔を出してみよう』と思って」。そう話してくださったその方の会社には、私たちの希望どおりの製品が。そうして、今では愛光会館で人気のパンとなっています。 

渦巻く神の愛が、お一人お一人に確実に伝わるように…。きょうも職員みんなで一丸となって、「愛の心」でおもてなしをしてまいります。