転勤で離れて暮らす私に、母から電話がありました。
「スポーツクラブに行かないでね。テレビでコロナウイルスが危ないと言っていたから」とのこと。「またいつもの心配性が始まった」と思い、「はい、はい」と素っ気なく答えて、電話を切りました。
親を安心させる関わり方とは?
しかし、すぐに母の言葉を聞き流そうとしていた自分に気付き、「心配してくれる親の気持ちを全然考えていなかったかも…」と感じたのです。すると、ジムに行きたくて仕方がなかった私の心が、「無理せず、しばらく休もう」と変わりました。
母にお礼を伝えたくて、早速電話し、「ジムには行かないよ」と言うと、心底ほっとした様子でした。母とは、毎日電話していますが、本当の意味で親を安心させる関わりとは、ただ会話するのではなく、気持ちを受け止めることだと思いました。
家も心もピカピカに!
ジムに行かない代わりに何をしようかと思い、ふと窓を見ると、外の景色ではなく、窓ガラスの汚れに目が留まりました。そして、「そうだ、次の休みには、日頃怠けている掃除を丁寧にしよう」と思い付いたのです。
掃除をすると、気持ちがスッキリして、家も、心もピカピカになりました。その後、ジムから、ウイルス感染拡大防止のため、休業になるとの連絡が。「えー」という思いはなく、すんなり受け止められました。
神示にあるように、世の中の流れに乗っていれば、不安なく毎日が送れると納得した出来事でした。