(大阪偉光会館TS/50代女性)
「いつかは行きたい」と思っていた偉光郷。そこで「『家族の心をつなぐ』スペシャルプラン」があると聞き、この機会にと、母と2人で申し込みました。
道中から感じた奇跡
私の両親は何年も前に離婚し、その後、父は病で他界しています。当時を思い出しては、父への不満を漏らす母に、「そういうこと言わんといて」と反発する私。母とは何でも話し合えるのに、この話だけは別で、自分でも気持ちを持て余していました。
偉光郷に向かう道中も、いつものように父の話に。でもなぜか、それを聞く私の心が違います。「お母さんには、お母さんなりの苦労があっただろうな」と、母の思いに心が向くのです。まるで、神が受け止め方を教えてくださっているよう。気持ちが一気に明るくなって、「行きの新幹線からすごい!」と、うれしくてたまりませんでした。
神が下さったつながり
到着する前からこうなら、偉光郷では何が待っているのだろう。湧き上がる期待を抱えて着いた偉光郷。神殿では、早速、先ほどの御礼を申し上げました。すると、仏へのご挨拶を終えた母が、「お父さんの魂に、初めて、『安らかに…、ありがとう』と伝えられた」と言うのです。そして、「あなたを一人で育てたと思っていたけれど、お父さんと2人でだったと気付いた」とも話してくれ、涙が止まりませんでした。
私と母、親子で、寸分たがわずに心の変化が起きてくる不思議。心を導いてくださる神のご存在、そして家族の心をつなぐ偉光郷の力を、確かに感じました。この実感が、私の心にしっかりとした軸をつくってくれたのです。
受け継いだ良さを生かして
実は私には、「私なんて…」と、自分で自分を否定する感覚がありました。それが、偉光郷で母と過ごして以来、すっきり消えています。何かあっても必要以上に落ち込まず、「焦らず、ここからやっていけばいい」と思えます。心のぐらつきがなくなり、信じられないほど穏やかです。
そして今、あらためて思います。調理師だった父は、愛情たっぷりの料理で、私の味覚を育ててくれました。思いやり深い母は、人との触れ方のお手本を見せてくれています。2人からそんな良さを頂いて、私も、飲食店で、店長として頑張れているのです。
これから目指したいのは、人がほっとでき、頼れるような自分。神のお守りの中、しっかりつながった親子の絆を大切に、一生、心を磨き続けていきます。