Q 両親からの差し入れが多く、心配 

30代

半年前に子供が誕生しました。仕事で夫の帰りが遅いため、慣れない私を気遣い、両親が、ベビー服やおもちゃ、食料を持って、我が家に来てくれます。ありがたい半面、両親は年金生活で貯金も少なく、生活が心配です。「自分たちのためにお金を使って」と伝えても、毎回持ってきます。どのように関わればよいでしょうか。(30代女性)

親は子を、子は親を、と互いに思い合っていても、かみ合わなければ擦れ違ってしまいます。そのままにせず、会話をしていくことで、溝をつくることなく、絆を深めていけます。 

親の生活を案じるのも、親を思うゆえですが、本当の親孝行は、夫婦で仲良く仕合せに暮らしている様子を伝えて、安心してもらうことです。そこを意識して、「夫は仕事で多忙でも、休日は喜んで子供の世話をしてくれている」「こんな心配があったけど、夫婦で相談して解決したよ」などと、日頃から声を掛けていくのです。 

すると、両親も、自分たちがフォローすべきこと、しなくても大丈夫なところなどがつかめます。親にしてみれば、孫はかわいくて、あれこれ世話を焼くのが喜びです。とはいえ、娘の気持ちが分かるところに、度を越すことなく、ほどほどになるでしょう。 

「運命」に重なる人生を手にするために
 「真理」を我が家(家庭)に生かし
   思い重なる家(環境)を
            大切にされよ
 ただ会話を楽しみ
   互いに「思い」を
         交流すればよろしい
 気持ちの共有が共感を呼び
   自然と和心育つ家庭となってゆく

『真実の光・神示 平成26年版』103ページ(中略あり)

親の経済面を心配していたとしても、両親の行為や、子を思う心には、感謝以外にないものです。「分からせよう」という上から目線の感覚で触れ合っては、道を欠いてしまいます。 

両親には、感謝の言葉とともに、子供として親を気に掛けている、素直な気持ちも伝えていきましょう。