職場で、「次回の契約更新は難しい」と言われてしまいました。転職は初めてではないし、もともと自分には向いていなかったと思うので、これを機に職種を替えるつもりです。(20代女性)
A
何をするにも、どのような心で取り組むかで、結果は大きく変わります。たとえ契約社員でも、縁があった職場です。そこで求められていることに、精いっぱい応えていくことが必要です。そうした意欲がどのくらいあったか、この機会に見詰めてみましょう。
「向いていない」「自分には無理」という気持ちでは、関わる気持ちが薄らいでいくばかりです。「ここがうまくできないので教えてください」「苦手なので不安です」などと、同僚や先輩、上司などに相談し、アドバイスを素直に受け止めていくことが大切です。不得手な仕事であっても、そのように一生懸命に取り組む姿勢であれば、自然と、役立てる場面が増えたり、自身の良さが生かせる業務を任されたりするのです。
仕事に成果を上げる人は皆
多くの出会いを生かし
奉仕する心に満ちている
自ら相手を受け入れ 関わる気持ちが
働く意識を生み出し
成果につながる
仕事は 奉仕の心に生きて
初めて実績と生(な)ると悟るべし
『真実の光・神示 令和4年版』163ページ
仕事を決める上では、会社の知名度や給与などの条件にこだわるよりも、自分の持ち味を生かせるかどうか、適性を考慮することです。そして、配属された場所で、惜しみなく自身の力を発揮していきましょう。奉仕の心を貫いて仕事に臨んでいけば、自身の良さを生かせる職場との縁も確実に得られます。
仕事において不可欠な「奉仕の心」は、家庭で育まれます。まずは、家族の思いを大切にして、関わりを深めていきましょう。