Q 病院の対応に、恨む思いが消えない

60代

数年前、入院中に脳梗塞を起こした母は、発見が遅れたことで死に至りました。病院の対応も不誠実で、医療事故に違いないと思います。母の死を受け入れられず、今も恨む思いが拭えません。息子は「裁判すれば勝てる」と言っています。(60代女性)

人生において重要なのは、「仕合せな毎日を送ること」であり、亡くなった母親も何よりそれを望んでいるはずです。

人を責める、憎む、恨むなどという感情を持ち続けていては、自身の人生に悪いものを残してしまいます。

知識と経験を頼りに「生きる」人が多く
  真実「心(人生)」の支えを
           得られずにいる
よって 心はますます迷い
  不安な思いに
    「心(人生)」をのまれて行く
自ら「教え」に気付きを得て
         心を正す努力をする
人間は 「運命」の力で
      重なり 補い合う環境に
  心明るく 強く「生きる」人と成る

『真実の光・神示 令和4年版』145ページ(中略あり)

掛け替えのない家族の急逝に直面し、「もっとできることが…」「こういう場合、普通はこうするはず」などと、悔やむ思いや、病院への不信感が生じることもあるかもしれません。もし、病院の対応に不明瞭な面があったなら、疑問点を冷静に伝えて、先方の説明や事情もよく聞きましょう。

大切なのは、母親への感謝の思いを忘れず、夫や子供の支えも得ながら、今を心明るく生きることです。そこに、親から続く心の道に良いものを残せて、故人も安心します。自分自身の心もまた、前に進んでいけるでしょう。