夫が、若年性認知症になりました。しかし、長年にわたる夫への不満から、自業自得としか思えません。子供の将来のこともあるのに…と、私には夫を責める思いしか出てこないのです。(50代女性)
A
夫を責めても、子供の仕合せにはつながりません。我が子のために、何より大切なのは、「和のある家庭」を築くことです。夫婦、親子が仲良く、互いにいたわり合うような家庭に、家族の心は安らいで、何事をも乗り越える力が引き出されていくからです。こうした家族の正しい関わり方を知っているかどうかは、子供の将来の仕合せをも左右する重要事です。そのことを心に留めて、家族の心が重なる家庭をつくることに気持ちを向けていきましょう。
家族で「教え」を学び 「真理」で関わる家庭を築く 努力を欠いてはいけない
神見るに 姿・形を手にする努力はしても 家族を思う愛情(こころ)が弱い
健康は 家族に愛情をかけ 仕合せを求め合う家庭で生まれる
心が豊かになるほど 体調も整い 心身ともに守られる
家族で「教え」を学び
「真理」で関わる家庭を築く
努力を欠いてはいけない
神見るに
姿・形を手にする努力はしても
家族を思う愛情(こころ)が弱い
健康は 家族に愛情をかけ
仕合せを求め合う家庭で生まれる
心が豊かになるほど
体調も整い 心身ともに守られる
和のある家庭をつくるために、まずするべき努力は、妻として、夫に愛の心で関わることです。流せない思いを抱えていたとしても、神の教えを学べば、相手の立場に立てるなど、物事の見方が変わります。心の幅が広がって、不思議と感情も収まっていくのです。そこに、夫がどのような気持ちでいるのか、何をしたら喜ぶか…、相手の思いを感じ取ろう、寄り添おうという心で触れていくことができるようになります。相手に向ける優しさや思いやりは、たとえ認知症であったとしても、本人の心に確実に伝わります。家族の愛情を受けて、夫の心は安定し、症状が落ち着くなど、身体にも良い影響をもたらすでしょう。
家族に愛をかければ、自分自身にも仕合せが返ってきます。さらに、家族を思いやる姿が我が子の心に映り、愛ある生き方が身に付いていきます。縁のある人たちに愛の心で関われて、社会で求められる人になっていくのです。