職場の部下は、仕事を何度教えてもきちんとできず、能力の限界と感じます。他の部下もいる中で、一人にだけ時間もかけられず、困っています。(30代男性)
A
同じ仕事を教えても、すぐに覚える人、時間がかかる人と、さまざまにいます。持って生まれた能力、良さはそれぞれ異なるからです。
特定の人の状況を、周りと比較し、求め過ぎていては、かえって力を発揮してもらえなくなってしまうものです。
仕事を個々で果たそうとするのではなく、所属員全員で、欠けを補い合い、心と力を重ねて、部門に求められている業務を遂行していきましょう。全体が調和してこそ、仕事の成果につながります。
仕事に成果を上げる人は皆 多くの出会いを生かし 奉仕する心に満ちている
自ら相手を受け入れ 関わる気持ちが 働く意識を生み出し 成果につながる
仕事は 奉仕の心に生きて 初めて実績と生(な)ると悟るべし
仕事に成果を上げる人は皆
多くの出会いを生かし
奉仕する心に満ちている
自ら相手を受け入れ 関わる気持ちが
働く意識を生み出し
成果につながる
仕事は
奉仕の心に生きて
初めて実績と生(な)ると
悟るべし
仕事をする上で、根底に置かなくてはいけないのは、奉仕の心です。人のため、社会のために、力を尽くす思いです。それは、顧客のため、会社のためと、他者全てに向ける心であり、部下に対しても同様です。
責任者の立場であれば、所属員一人一人の持ち味を引き出せるように、部署全体の調和を意識して声を掛けていきましょう。