Q 仕事を覚えられない部下に困っている

30代

職場の部下は、仕事を何度教えてもきちんとできず、能力の限界と感じます。他の部下もいる中で、一人にだけ時間もかけられず、困っています。(30代男性)

同じ仕事を教えても、すぐに覚える人、時間がかかる人と、さまざまにいます。持って生まれた能力、良さはそれぞれ異なるからです。

特定の人の状況を、周りと比較し、求め過ぎていては、かえって力を発揮してもらえなくなってしまうものです。

仕事を個々で果たそうとするのではなく、所属員全員で、欠けを補い合い、心と力を重ねて、部門に求められている業務を遂行していきましょう。全体が調和してこそ、仕事の成果につながります。

仕事に成果を上げる人は皆 多くの出会いを生かし 奉仕する心に満ちている
 自ら相手を受け入れ 関わる気持ちが 働く意識を生み出し 成果につながる
 仕事は 奉仕の心に生きて 初めて実績と生(な)ると悟るべし

仕事に成果を上げる人は皆
    多くの出会いを生かし
       奉仕する心に満ちている
 自ら相手を受け入れ 関わる気持ちが
    働く意識を生み出し
           成果につながる
 仕事は
  奉仕の心に生きて
    初めて実績と生(な)ると
              悟るべし

令和4年12月23日信者心の基勉強会仕事編

仕事をする上で、根底に置かなくてはいけないのは、奉仕の心です。人のため、社会のために、力を尽くす思いです。それは、顧客のため、会社のためと、他者全てに向ける心であり、部下に対しても同様です。

責任者の立場であれば、所属員一人一人の持ち味を引き出せるように、部署全体の調和を意識して声を掛けていきましょう。