Q 子供が志望校に受からなかった

40代

中学受験をした子供が、志望校に落ちてしまいました。受かった学校もありますが、努力したのに…と、親子ともに落ち込んでいます。気持ちを切り替えられない私に、夫はイライラしています。(40代女性)

先の見えない人間にとって、どの進路が一番の仕合せかは分からないものです。第一志望の学校でつらい経験をしたり、「こんなはずではなかった」と失望する人もいます。願いがかなうことが仕合せとは限らないのです。そのことをしっかりと自身が受け止めて、母親として、今果たさなければならない任に気持ちを向けましょう。

家族の夢は 姿 形を追い求め 親子ともども 結果に心振り回される
 よって 夢かなわず 心落ち込み 心傷つけ合う姿が多い
家庭の心は 夫婦仲良く 何でも話し合える 家族の調和に芽吹くと申す

家族の夢は 姿 形を追い求め
    親子ともども
      結果に心振り回される
 よって 夢かなわず 心落ち込み
    心傷つけ合う姿が多い
家庭の心は
    夫婦仲良く 何でも話し合える
      家族の調和に芽吹くと申す

『真実の光・神示 平成26年版』116ページ

幼い子供は、現実をなかなか受け止められないものです。夫婦がしっかりと向き合って、我が子にどう声を掛け、支えるべきか話し合いましょう。2人の心を一つにして、子供が前を向けるように触れ合っていくのです。それが、今なすべき親の役割です。

これまでの努力を認め、悔しい気持ち、切ない思いをゆっくりと聞くことも大切です。どのようなときも、応援してくれる両親の存在を感じることで、子供の心は明るく、強くなります。縁のあった学校に対して前向きな気持ちが持てるように声を掛け、新生活の良いスタートを切りましょう。