80代後半の母が、悪性リンパ腫の疑いと診断されました。大きい病院での検査を勧められましたが、「いつ死んでもいい」と言って、診察を拒みます。このひと月で衰弱してきて、やりきれません。(60代男性)
A
人生は有限です。一日一日、今やるべきことを先延ばしにしないことが大切です。まずは、自分一人で抱え込まずに、家族で集まり、母の状況や今後のことを話し合いましょう。
心で生きる人間は 「仕合せ」心に感じるほどに 「生きる」力が湧きいでるもの
「仕合せ」は 人 物との「縁」深めるほどに
感謝心が芽吹き 広がり 生きる力となるのである
「仕合せ」は 和のある家庭に育つ感動
心で生きる人間は
「仕合せ」心に感じるほどに
「生きる」力が湧きいでるもの
「仕合せ」は
人 物との「縁」深めるほどに
感謝心が芽吹き 広がり
生きる力となるのである
「仕合せ」は
和のある家庭に育つ感動
『真実の光・神示 平成19年版』181ページ(中略あり)
「いつ死んでもいい」という母親の言葉の裏にある本心は、家族に迷惑を掛けたくないという思いかもしれません。言葉をそのままうのみにせず、もっと家族で母に関わっていくことです。
自分たちにとって、母は掛け替えのない存在であること、少しでも長生きしてほしいこと、そのためにできることは何でもしたいと思っていることなど、言葉にして伝えていきましょう。
思いを伝え合うところに、家族の縁は深まります。そこに、感謝と安心感が母親の心に広がり、「家族のために頑張りたい」という、前向きな気持ちも芽生えるはずです。
生きる意欲を引き出すことは、医師ではなく、家族の役割です。母に思いを伝えきれず、悔いを残すことがないように、家族で心を開いて向き合っていきましょう。