義母が亡くなり、長男である夫が喪主を務めました。ところが、義姉2人の香典がありません。義母の預金通帳も義姉が管理しており、亡くなる直前に引き落としていました。私たち夫婦には一銭もよこさず、葬儀、寺院関係、仏壇などの支払いは、全て私たちです。もう顔も見たくありません。(50代女性)
A
感情にのまれては、人生に悔いを残しかねません。どのような問題であっても、夫婦で共有し、心を重ねると、落ち着いて向き合い、乗り越えることができます。一番大切なのは、夫婦の信頼関係です。
「真理」を学び 教えを我が家に生かすなら
自然と家族の思いが重なり合って 「心」安らぐ家と生(な)る
我が身(人生)の分 立場をよく悟り 家族に我が「思い」を語るべし
この思いが深まるほどに 家族の心(愛)が見えてきて
「生きがい」手にする人と成る
「真理」を学び
教えを我が家に生かすなら
自然と家族の思いが重なり合って
「心」安らぐ家と生(な)る
我が身(人生)の分 立場をよく悟り
家族に我が「思い」を語るべし
この思いが深まるほどに
家族の心(愛)が見えてきて
「生きがい」手にする人と成る
『真実の光・神示 平成25年版』11ページ(中略あり)
妻の立場でなすべきことは、喪主の任を果たした夫へのねぎらいとともに、亡き義母から受け継ぐ生き方を、夫婦で確認し合うことです。我が家の心の道をつなぐことが、何より大事です。
義姉との関わり方についても、夫と「ここは負担して、ここは協力してもらいたいね」などと、冷静に話し合いましょう。夫婦の意見を一つにしたならば、そこから先は、夫が姉たちと話し合うのがよいでしょう。血を分けたきょうだいが、母への思いを語りながら縁を深められるように、妻として応援しましょう。
しっかりと話し合うことで、誤解や行き違いに気付くこともあるかもしれません。神が示される生きがいとは、人と関わることで生じる心です。義姉たちと正しく関わるならば、互いに支え合って生きる思いが引き出されていくでしょう。