一人暮らしの息子がうつ病になりました。夫は他界しているため、娘と共にしつこくならない程度にメールや電話をしたのですが、「良くなったら連絡するから」と言われてしまい、何もできない状況です。(60代女性)
A
家族の誰かの病は、家族全員の問題と捉えて、距離を取って様子を見るのではなく、積極的に関わることが必要です。そのときの正しい関わり方を、神の教えでつかみましょう。
神見るに 「家の真理」気付けずに 「道」欠く家が多い
親の思い 我が子に届かず 子は思いを親に語らず 形に生きる家が多いのである
神の教えに生きる我であれ
生きるほどに その家は調和し 家族の心も明るく輝く
神見るに
「家の真理」気付けずに
「道」欠く家が多い
親の思い 我が子に届かず
子は思いを親に語らず
形に生きる家が多いのである
神の教えに生きる我であれ
生きるほどに その家は調和し
家族の心も明るく輝く
『真実の光・神示 平成21年版』13ページ(中略あり)
それぞれが、家庭における自分の立場を認識することが、「家の真理」に生きる基本です。母と娘は、心配する気持ちは同じでも、役割は異なるので、声の掛け方や関わり方も当然違います。娘と足並みをそろえるのではなく、自分の立場でなすべきことをしましょう。
母には、家族の心をつなぎ、安定させる重要な役割があります。我が子の思いを感じ取りながら、いかに息子を大切に思っているのか、「心配だから放っておけない」「一緒に病院に行こう」など、自分の思いも伝えることです。
我が事のように心配してくれる家族の愛が伝わると、息子も心を開き、思いを語ってくれるようになるでしょう。何でも語り合える家族の存在があれば、安心感に満たされ、心は自然と健康を取り戻していけるのです。