(愛媛県MS/40代女性/パート)
我が家は、家族が顔を合わすと、親子げんか、きょうだいげんか、夫婦げんかという状況でした。夫が帰宅すれば、息子は自分の部屋に行ってしまう…、そんな空気で、リビングでのだんらんはありませんでした。
前から教えは学んでいましたが、理解することが難しく、生活に生かすには程遠いものがありました。しかし、3年ほど前、神の館で教務相談を受けたところ、それまでばらばらに学んできたものが一つにつながったのです。
それからというもの、学ぶ姿勢も、神への祈願も違ってきて、「絶対に和のある家庭にしたい」「自分にできることは何だろう」と、教えを生かす意欲へと変わりました。すると、以前なら否定されることが多かった私の意見が、「確かにそうやな」と受け入れてもらえるようになっていったのです。
こんなふうに過ごしていたある日、夕食の支度をしながら、ふとリビングを見ると、勉強したり、ゲームをしたりと、それぞれにやっていることは違っても、夫や息子たちがくつろいでいました。何でもない光景ですが、今までにはなかったもの。何とも言えない温かい空気を感じ、仕合せをかみしめています。