No. 103

「喜びの声」を読んで生き方が変化

(鹿児島県AT/50代女性/薬剤師)

調剤薬局の薬剤師をしています。去年、勤務先の系列薬局が人手不足で、応援に行くことになりました。50歳過ぎてからの、新しい環境での仕事はかなりハードで、心が折れそうになる中、神の館に通っては、何とか気持ちをつなげてきました。

ようやく慣れてきたある日、上司から、もともと私が勤務していた職場の責任者が退職するので、薬局長として戻ってきてほしいとの話がある…と聞かされました。その時の私は全くゆとりがなく、とても自分には務まらないだろうとお断りしてしまいました。

1カ月がたち、ふと公式サイトの「喜びの声」を見た時、同じ環境の方の投稿にはっとしました。「相手を変えるのではなく、自分の感じ方、受け取り方を変える」という言葉に、「今の私にぴったり」と思い、教会図書で教えを学び直したのです。

「仕事とは、持っている力を周りのために惜しみなく発揮すること」とあり、今の自分にできることを考えました。そして、社長に「後任がまだ見つからないなら、引き継がせていただけますか」とメールすると、すぐに「大変助かります」との返信が…。こんな私でも役に立てることがあると実感しました。同僚に話すと、「私も付いていきたい」「あなたなら大丈夫よ」などと言いながら、自分のことのように喜んでくれたのもうれしかったです。

教えがなければ…、神と出会えていなければ…、短気な私は上司に反抗し、とっくに辞めていたはず。しかも、それを繰り返していたと思います。神の教えを学べること、心が守られていることに感謝、感謝です。