No. 50

我が子の心を育む触れ合い

(静岡県TI/30代女性/看護師)

私は2人の子を持つ親です。近頃、小学5年生の次男が何かと反発するようになりました。一つ一つに否定的で、長男とは性格が異なるため、どう接すればよいのか分からなくなっていました。

そんな時、腰を痛めてしまい、1カ月休職することに。忙しい職場に迷惑を掛けることが不安でしたが、神の教えを学び、「仕事」の前に「健康」、そして「家庭」に目を向けることで、全てが丸くつながるという、その重要性に気付けたのです。焦るほど空回りしていた自分ですが、まずは自宅で体の回復に努め始めました。ゆとりの心が生み出したものが、身近な家族への温かな関心です。

帰宅する家族を「おかえりなさい」と心を込めて迎えることを意識していると、それまで「ただいま」も言わなかった次男が、喜んで帰ってくるようになりました。しかも、学校であったことをたくさん話してくれるまでに変わったのです。

仕事が忙しいからと、子供に寂しい思いをさせてきたことを反省。我が子の良さを引き出してやれるような関わりが持てていなかったと、痛感しました。息子の気持ちをしっかりと受け止め、何でも話せる温かい我が家を、夫と共につくっていきたいと思います。