No. 7

ようやく持てた自分への自信

(茨城県KN/40代女性/パート)

うつ病の治療をしながら、母の介護をしています。教会には、家族の状況を見ながら、年に数回足を運ぶのがやっと…。それでも、いつも教えに触れていたいという思いから、『友輪』の郵送を申し込み、時間を見つけては学んできました。 

昨年、偉光会館で勉強会に出席した時のこと。「命は有限」というひと言が心に深く残り、「それなら、自分も社会に出て人の役に立ちたい」と勇気が湧いてきたのです。 

医師にパン屋さんを紹介してもらい、少しの時間ですが、働き始めました。家の外で収入を得る仕事に就いたのは、15年ぶりです。周りの人と関わる中で、褒められたり、認めてもらったりして、大きな喜びを味わっています。何より、自分が社会とつながっていることを強く実感しています。自分の存在にも、ようやく自信が持てるようになってきました。