No. 383

勤め先のスーパーが撤退
新たな職場で充実した日々が
(長崎県FM/60代女性/スーパー店員)

長年勤めていたスーパーが撤退することになりました。お客さまにも、従業員にも、大切な場所だったため、誰もが閉店を惜しんでいました。

私は、すぐに次の職場を探さねばならず、残念ながら、寂しさを感じているゆとりはありませんでした。年齢や能力を考えると、これから先、自分を生かせる職が見つかるとは思えず、体調まで崩してしまったのです。

今できることに全力を

このままでは周りに迷惑を掛けてしまうと反省し、神の書物を何度も読み返しました。すると、「先のことを心配する前に、今を大切に生きよう」と、心に大きな変化が起きたのです。次の就職先を心配するより、今の職場で最後まで頑張ろうと、力が湧いてきました。

体調も回復して、コロナ禍の中でも、心身ともに爽やかでした。来店されるお客さまに喜んでもらおう、お世話になった会社に恩を返そうと、これまで以上に全力で仕事に取り組みました。

即戦力で次の仕事に

残りわずかとなったある日、会社の方から「次の職場は…」と尋ねられました。「これから探します」と答えると、「よかった」と言われ、何と新たな職場を紹介されたのです。うれしいことに、同じ職種で、即戦力として働けそうでした。ただし、「面接で何を聞かれるだろう」と不安もよぎりました。

退職してすぐに面接日となり、初めて会う会社の方から書類を渡されました。「あの、面接は…」と尋ねる私に、「あなたのことは聞いています。誠実に勤務されてきた方ですので、きょうから採用です」と、言っていただいたのです。不安を抱えていたのがうそのように、晴れやかな気持ちになりました。

認められ引き上げられて

私は、何か功績を残したわけでもなく、そもそも目立つ人間ではありません。それでも、裏表なく、こつこつと働いてきたことを評価され、引き上げていただいたことを知りました。神の教えのとおり、人と和を持って、真面目に勤め上げたおかげだと思います。

毎日、閉店時間を迎えると、「きょうも無事に終わってよかったね」「じゃ、またあした」と、仲間と温かい言葉を交わします。充実した一日一日に、生きがいを味わっています。