No. 1939

夫婦の心を重ねたくて…
円満の秘訣は自分の中に

(宮城県CK/70代女性/主婦) 

私と夫は対照的な性格です。細やかで、よく気が付く夫からすれば、大ざっぱな私はボーッとしているように見えたのでしょう。統合失調症を患う娘のことを、「おまえがそんなだから良くならない」と言われることもありました。しかし、私は、「責められた」「否定された」と傷つくだけで、自分が悪いとは認められません。長いこと、ぶつかり、擦れ違うばかりだったのです。 

夫婦の目標が生まれたものの…

何とか救われたくて、必死に神の教え、仕合せの仕組みを学んできた私たち。ハッとしたのは、「家庭の基本は夫婦」と知った時でした。子供にばかり目が向いていたけれど、まずは夫婦の心を重ねること。そう思い、二人で話し合いました。「娘が安心できる家をつくろう」「自分たちの生き方を修正していこう」と。 

神に祈願しながら、「夫と心が重なるように」と努力していきました。それなのに、どうしても重ならない心…。神示を学んで、学んで、気付いたのは、自己中で、カチンとなりやすい自分。責める気持ちにのまれて、和を欠いている姿でした。「このままでは駄目だ。夫の思いを感じ、理解したい」。あらためて強く決意したのです。

弱点を意識し、次々と変化が

すぐに思うようにはできなくても、毎日毎日意識していくうちに、徐々にカチンとくる回数が減っていきました。時折「ん!?」となることがあっても、「夫の気持ちはどうなんだろう」と、思いやるゆとりが持てるのです。考えが異なるときも、「何でそう感じたのか」。分かりたい気持ちで耳を傾けていくと、素直に受け止め、共感できます。自分の意見も、「私はこう思ったんだけど」と穏やかに伝えられ、ぶつかることが格段に減りました。 

素直な気持ちで話していると、夫の言葉には、「なるほど」と思うことがたくさんあり、自分の捉え方のズレに気付けることも。夫婦の会話は、どんどん深まっています。ある時、正直に夫に伝えてみました。「あなたの言い方はグサリとくる。もう少し優しく言ってほしい」。すると、「嫌な思いをさせて悪かった。君から笑顔を奪ってしまったね」と夫。娘のために、夫も必死だったのだと、不満が流れていきました。 

家族の笑顔を大切に

いつしか、家族の笑顔が増えた我が家。何かとみんなに配慮してくれる夫のおかげで、家の中は常に明るく、盛り上がっています。会話が弾む食事は、本当に楽しいもの。娘も、薬は服用しているものの、症状が落ち着き、夜もぐっすり眠れています。 

小さなことにも、「仕合せ」を感じる日々。これは、決して当たり前ではありません。家族がいてくれる感謝を忘れず、もっと思いを伝え合い、分かり合い、夫婦仲良く、親子仲良く、縁を深めていきます。 

夫婦の和心育むところに
  その家は栄え
    心の道が広がり
        深まってゆくのである
  ここに
    我が子の心(人生)も守られる
 家庭の和は
    「人生」導く土台となるもの
  ゆえに
  「神の教え」軽んじることなく
     我が家に生かす努力がほしい
 家人一人一人が
       教えに生きる悟りが大切
  悟り心重なり合うほど
     その家の運命実体
         家人の心を導き守る

(平成19年1月10日)

※心の道;先祖から子孫へと魂がつながる道のこと。どのような心で、どのような人生を送ったかが、子孫に受け継がれます。人の魂は、繰り返し同じ家系の「心の道」に生まれ変わり、次の代へとつながっていきます。この「心の道」が途切れることなく、太く続いていく姿が、真実の幸福です。詳しくは、『生命の歩み』384ページで確認しましょう。

※運命・実体;人が誕生する時、命とともに授かるのが、「運命」と「実体」です。大山命という神が肉体に宿される魂は、仕合せへと導く「運命」となります。そして、家系の流れに生まれる人間は、親、先祖から、気質、体質、性格などの「実体」を受け継ぎます。潜在能力である運命は、生涯を通して変わらず、生き方の本質となる実体は、正しく生きることで修正できる領域もあります。人の一生は、この「運命・実体」に導かれて運ばれていきます。詳しくは、『生命の歩み』123ページで確認しましょう。