私は日頃、小学校の特別支援学級の介助員をしています。コロナウイルスの影響で休校の間、「児童クラブで勤務してほしい」と、学校側から要請がありました。
夫と相談し、「このような時だからこそ、自分にできることを」と思い、受けることに。働く時間帯を選ぶことは可能でしたが、「手薄なところに入ります」と伝えると、とても喜ばれました。
神の教えを揺らぐ心の支えに
しかし、いざ出勤すると、責任者に、私が勤務することが伝わっていなかったり、大切な事務の内容が次の日には変わったりと、現場は混乱していました。「状況にのまれないように」と思いながらも、心が揺れ動いてしまう場面もありました。
そんな私の大きな支えになったのが、公式サイトに掲載された、供丸光先生の神示解析です。「社会の流れの中、周囲が困っていれば関わり、人の役に立つこと」という内容が、今の自分にぴったりでした。出勤前に何度も何度も読み返し、心に刻んで、児童クラブに通うようになりました。
純粋な心で児童と触れた喜び
そんな中で、先日、うれしい出来事がありました。宿題を一人で大変そうにやっている子がいたので声を掛け、一つ一つ一緒に勉強しました。すると、一日の終わりにその子が、「先生ありがとう。一緒で楽しかった」と、満面の笑顔で言ってくれたのです。私としては、当たり前のことをしただけでしたが、心が明るくなりました。
児童クラブの先生からも、「大変助かりました」と感謝されました。実はその子は、普段は暴言を吐くなど、落ち着きがなく、先生方も注意して見ていたそうです。
私と一緒にいた時は、そんな様子は全くなかったので、驚きました。「少しでもこの子の役に立ちたい」と、純粋な気持ちで、子供と触れることができ、「これも神に心を守られているから」と感じました。
不安や迷うとき、相手の言葉や態度にのまれそうなときに、神の教えが支えです。どんな状況でも、「自分にできることで精いっぱい役立とう」と思えるのです。