(石川県SS/60代女性)
教会図書を何度も読み重ね、互いの捉え方を共有し、神の御心を感じながら思いを語り合う。それが私たち夫婦の日課でした。その姿を見て、「2人とも偉いね。感心や」と言っていた実母も、昨年5月から、学びの輪に加わりました。
毎朝、神示に触れて、その日のテーマを心に留め置くところから一日をスタート。すると、「気持ちが揺れても、神示を思い出して祈願できるから、心が楽になる」と母が言うのです。昨年の11月には、早速『生命の歩み』を手にして、一足早く「家族で読もうキャンペーン」を始めました。
神示でつらさを乗り越える力を
今年に入ってすぐ、88歳の母は、圧迫骨折で寝たきり状態になりました。足腰に自信があった分、動けない現実が受け止められず、焦っては落ち込み、暗くなる母。しかし、家族みんなで、毎日コツコツ神の教えに触れていたおかげで、現実をしっかり受け止められました。それぞれの立ち位置で何をすべきかも明確に分かり、夫は母に温かく声を掛けたり、励ましたり。お世話をしている私のことも支えてくれました。娘たちも、何かと協力してくれます。気持ちが弱くなった時は、その時の状況に当てはまる神示を母娘で共有。その繰り返しに、日に日に心が強くなっていったのです。
ある日、母が、ぶつぶつ言っているので、「何?」と尋ねると、「欲に走るな 時期を待て」と。早く回復したいと願う母は、「この神示は、今の私のことや」そう言って自分を見詰めていたのです。苦しく、つらい時、神は、私たち家族に、神示を通してどれほど乗り越える力を下さったことか…。転倒から3カ月がたち、今では、短い距離を散歩できるまでに回復しました。母は毎日、『生命の歩み』の中の神示や、供丸姫先生のお言葉をノートに書き写し、誇らしげに見せてくれます。
拍車が掛かる読み合わせ
『生命の歩み』は、神の教えの根幹。神からの深い愛がぎっしり詰め込まれた宝の一冊です。それを手にできた喜びを胸に、悔いのない人生を歩めるよう、家族みんなで、しっかり読み進めていきたいと思います。