神の愛に応えて家族で前進

(茨城県TK/60代女性) 

夫と読み始めた『生命の歩み』。仕事で悩む息子にも、読んでほしいと思いました。「教えを学んでも変わらない」と言われながらも、「心が軽くなってほしいと願っている」という親心を伝えて読み合わせに誘うと、渋々、了解。目指すは3人一緒ですが、仕事の時間の都合上、“夫と私” “息子と私”で続けています。 

見えてきた自分の課題 

読み進めるうちに見えたのは、自分のこだわりの強さです。夫に、「気持ちを分かってほしい」「優しい言葉が欲しい」と求めるくせに、言葉を掛けてもらっても、「そんな言い方しなくたって…」と責めてしまう私。「私は正しいことを言っている! 夫が間違っている!」と、思いを押し付けていたのです。 

夫と息子に、学びや神の館への出入りを押し付けていたことにも気付きました。2人が毎月勉強会に出席しているのは、私が望んでいるからかもしれない…。家族は私の気持ちを大事にしてくれるのに、求めるばかりで感謝が薄かったのです。 

それから、「自我を取りたい」「夫の気持ちを感じ取りたい」と祈願。ある時、ふと「こだわりが取れないのは寂しいからだ」と思いました。素直に寂しいと夫に伝えると、返事はないものの受け止めてくれたのを感じました。それに、私が寂しいなら夫も寂しいのではと思ったら、こだわりから解放されていく感覚になったのです。 

息子の心にも変化が 

最近、息子は「仕事の能力の限界は感じるけれど、家で話を聞いてもらって向き合うと、人との関わりで良い着地ができる」と言ってくれます。また笑い声が聞こえるようになったのは、親として何よりの喜びです。夫も、「表情が明るくなった」とうれしそうです。 

家族で『生命の歩み』を読み始めてから、神の愛をより深く感じます。夫から、「読もう」と言われることが多くなり、諦めずに声を掛けて本当に良かったです。 

私の修正点は、まだまだありますが、「家族丸ごと救いたい」と願ってくださる神の愛に応えられるように、半歩ずつでも進めるように取り組んでまいります。