湧き上がる夫への感謝

(茨城県YI/80代女性) 

81歳の私と86歳の夫。2人で、毎日教会図書の読み合わせをしています。きっかけは、私の耳鳴りがひどくなり、娘から「健康にも、夫婦の心の重なりが大切。2人で本を読み合わせてみたら?」と勧められたことでした。『理知の真理』『人生の真理』『心の正道』の3部作から始まり、『神示集』、そして今は『生命の歩み』です。 

十教訓を暗記していたけれど… 

『生命の歩み』の中に「十教訓」があります。若い頃、全て暗記したくて、「に、だ、あ、ひ、ひ…」と頭文字から必死で覚えました。今でもすらすら出てきます。その中の一説、「身勝手な行動を取るな 相手にも自由を与えよ」が、ふと心に留まりました。読み合わせ一つとっても、「相手にも自由を」の心があっただろうか…と、我が身を振り返りました。 

夫とは、読む速度も違えば、読む箇所も思い思い。神示も、大きな文字を読む私と、ルビを読む夫。「何で、そっちを読むの?」と、心の中で不満を募らせる自分がいました。神の教えの理解も、夫婦なら同じであってほしいと求める心でいっぱいです。その気持ちを娘に話すと、「小さなルビが見えるなんて、お父さん、すごいね」と、全く違う視点の言葉が返ってきました。自分の視点で物事を捉え、「相手を自分に合わせさせよう」としていた、思いの強さが見えた瞬間でした。 

教えを「知る」から「実践」へ 

教えを「知っている」のと、「実践している」のとは全く違うと教えていただきますが、まさに私は「知っている」だけ。実践できる自分になろうと、心を新たにしました。 

「耳鳴りは、老化現象なので治りません」医師からはそう言われました。ところが、不思議なことに、自分の心を見詰められるようになってから、耳鳴りが気にならない時間が増えたのです。 

夫がいるから、読み合わせができる。感謝の気持ちを胸に、2人で老眼鏡を掛けながら、仲良く読み合わせを続けていきます。