(横浜市YO/50代女性)
「私の休みの日だけでも…」と両親を誘い、我が家もリモートで、“『生命の歩み』を家族で読もうキャンペーン”を始めました。1人2ページぐらいを順番に読み進め、切りのいい所で、どこが心に残ったかを語り合っています。
会話から気付く相手の思い
ある時、いつものように3人で思いを伝え合っていると、母が「そういえば…」と話してくれました。「パパが庭の土を耕してくれたんだけど、洗濯物を干す時に知らずに踏み入れて、足が捻挫みたいになっちゃったの」。父にしてみれば、玄関先の植木が伸び過ぎて邪魔だろうと、母を思っての植え替えです。寂しそうに、「善かれと思ってしたことが、いつも裏目に出る」とポツリ。足を痛めた母のことも、心を痛めた父のことも切なくて、胸が締め付けられました。
同時に、過去の両親のやりとりを思うと、どれほど父が責められただろう…と、ドキドキしました。すると、母が「今までなら、絶対ぎゃんぎゃん怒ってたはずだけど、『自分も不注意だった』と思えたのよ。毎日学んでいるおかげ」と言うではないですか! 父を見るに、母がどこまで抑えられたかは分かりませんが(笑)、少なくとも、「怒っちゃいけない」と頑張った母の思いは伝わったはずです。会話をする大切さを、しみじみ感じました。
ご守護の大きさが違うと痛感
私は、「ママを思ってやったのに、パパもつらかったね。これからは、ささいなことも、お互いに声を掛け合っていくのはどうかな。教えでも、“家族は何でも声掛け合い”って言うよね」と伝えました。両親からは、「そうだね。こういう会話も必要だね」との返事。一緒に学ぶことで、家族の人生がどんどん好転していく手応えに感動でした。ちなみに、母の足の痛みは、半日でうそのように消え、何ともなかったそうです。
学んで、教えの実践に努めていると、本当にご守護が大きいと痛感します。互いの思いを知るきっかけにもなり、教えも加速度的に身に付いていきます。“『生命の歩み』を家族で読もうキャンペーン”の実行を、声も大にお勧めします!