我が家は、身内の争いが絶えない家系です。私も離婚し、兄家族とは仲たがいして、今も関わりが持てません。子供たちも、兄弟が不仲で、家庭の大切さを学ぶほど、将来が心配です。(50代女性)
A
「おおらかな人が多い」「事故に遭いやすい」など、良くも悪くも、似たような傾向がどの家系にも必ずあるものです。その悪いものを抑える手だてが、神の教えで生きることです。
身内で不調和が生じやすいのならば、なおさら、家族全員で神の教えを学んで、日々の生活に取り入れることが欠かせません。
家族で「教え」を学び 「真理」で関わる家庭をつくる 努力を欠いてはいけない
家族それぞれが 任と立場を知って 正しく関わる
自然と 家族の心は一つに重なり 実体を高め合う家庭と成る
家族で「教え」を学び
「真理」で関わる家庭をつくる
努力を欠いてはいけない
家族それぞれが
任と立場を知って 正しく関わる
自然と 家族の心は一つに重なり
実体を高め合う家庭と成る
『真実の光・神示 令和4年版』95ページ(中略あり)
家族、身内との関わり方は、立ち木をイメージすれば分かります。夫は家族の心を支える根、妻は思いをつなぐ幹、枝である子供は何でも語り、家族に心配を掛けないことが、果たすべき役割です。結婚して家庭を持てば、独立した別の立ち木になります。
関わるときに、自分はどの立場にあるのかを踏まえて動けば、大きな問題にはなりません。立ち位置を越えて口を挟んだり、妻が夫の役割を果たそうとしたりと、分を越えるところに摩擦が生まれてしまいます。
日頃から神の教えを学ぶことで、欠けている点や、間違った関わり方、感じ方などに気付き、生き方を修正していけます。そこに、家族を思う愛情も自然と芽吹きます。
家族、身内は、身近な存在だからこそ、度が過ぎてしまいやすいもの。愛をかけるにも、ふさわしい距離感があると認識して、家族全員で仲の良い家庭を築く努力をしましょう。