会社で部長の立場にありますが、最近トラブルが続いています。前の課長となら、うまく解決できたのに、課長が代わったことで、部下たちとの意思疎通も欠け、気が休まりません。(50代男性)
A
トラブルは、関わる人々の心が重なっていると起こりにくいものです。原因をつかむとともに、繰り返さないように対応策を講じることはもちろん必要ですが、同時に、所属員の心が一致団結できるように、責任者として動くことも重要です。
――人との出会いを大切に 感謝の思いを深めて生きる――
時代の流れに沿って 仕事の形態も変化して行く
「教え」を人生の支えに生きるほど 感謝の思いが引き出され 多くの出会いが生きる
――人との出会いを大切に
感謝の思いを深めて生きる――
時代の流れに沿って
仕事の形態も変化して行く
「教え」を人生の支えに生きるほど
感謝の思いが引き出され
多くの出会いが生きる
『真実の光・神示 令和4年版』113ページ(中略あり)
まずは、直属の部下である課長との信頼関係を築くことが必須です。一人の例外もなく、神から授かった社会に役立つ力を持っています。前任者と比べていては、良さを見つけるのは難しいでしょう。深い縁があるからこそ、同じ部署の所属となった相手です。その出会いへの感謝を忘れずに、新任者の持ち味を見つけ、引き出せるように努めましょう。
組織であれば必ず、時の流れとともに、体制や方針の変更、人の配置換えなどがあるものです。大切なのは、どのような変化があっても、一人一人が力を発揮できるように、自ら積極的に関わっていくことです。一方通行で指示を出すばかりでは、人は動きません。それぞれの思いをつかめるように声を掛け、働きやすい環境を進んでつくるのが上司の任です。そのように信頼できる責任者の下でこそ、所属員たちは存分に力を尽くし、仕事の成果も上がるのです。