Q 友人に怒られて不信感に

50代

理由も分からず、友人に一方的に怒られました。その場で謝罪したものの、相手の態度は変わりません。私にも非があると思いますが、「なぜ?」と不信感を持ってしまいました。どう修復すればよいのでしょうか。(50代女性)

人との縁を深めるには、思いを伝え合う会話が欠かせません。大事なのは、なぜ相手が怒っているのか、分からなければ尋ねることです。そうでなければ、謝罪は形だけのものとなってしまいます。また、その場を円満に収めようとした行為が、本来、対等であるはずの友人関係に上下を生み、かえって相手との心の距離を広げることにもなりかねません。怒っているからと反射的に謝ってしまう、その性格傾向を、今こそ見詰めましょう。

人と正しく関われる自分となるためには、 根本的な感じ方の修正が大切です。その基となるのが、家族との関わりです。

「家庭」――
   人の「心」重なり合って 人の「運命」磨くため 欠くことならぬ心の故郷と申す

「家庭」――
 人の「心」重なり合って
  人の「運命」磨くため
   欠くことならぬ心の故郷と申す

『真実の光・神示 平成22年版』14ページ

嫌なことがあったとしても、家族に思いを聞いてもらえると、それだけですっきりできるものです。会話のある家庭であれば、心が安定し、持っている運命、良さが引き出されます。自分に自信が持てるようにもなり、周りの人たちとより良い関係を築いていけるのです。相手との関係も自然と修復できるでしょう。