櫻庭敬之道事(さくらば・たかゆき)

子供たちに魂安らぐ家庭環境を

世の中の人は、どこまで家庭の価値をつかめているのでしょうか。私は、神示教会に奉職する前に、親に捨てられたり、虐待を受けたり、家庭環境が崩壊した子供たちを養育する施設で、指導員を務めていました。指導員は子供たちのためにと心を尽くしますが、どんなに頑張っても、与えられないものがありました。それが「家庭」という環境です。心が穏やかになり、魂までも安らぐのが家庭であり、そのような素晴らしい環境は、親御さんしか与えられないのです。

社会の流れにのみ込まれず
    「夢」を抱いて「人生」を歩む人は
      必ず「真理」で支え合う家庭に生きている

社会の流れにのみ込まれず
  「夢」を抱いて「人生」を歩む人は
    必ず「真理」で支え合う家庭に
      生きている

『友輪 329号』30ページ

社会で活躍している人を見ると、その大半が、温かい家庭に育っているように感じます。半面、家庭環境に問題があった子供たちは、自分の良さも分からず、持っている力を発揮できずに人生を歩んでいることが多いです。そうした子供をたくさん知っているだけに、世の人には、ぜひとも、神の教えで家庭の在り方を学び、仕合せいっぱいの我が家を築いてほしいと願わずにいられません。家族が力を合わせれば、混沌とする社会状況など物ともせずに、笑顔があふれる毎日を過ごせるものと思います。

 

※親子で学ぶ「実りの集い」(小中学生と保護者対象)では、子育てをする上で親が知っておかなければならない大切なことが分かります。教会図書『実りの光27』を手にして、親子でご参加ください。