野方久子道事

生涯を通して輝く人生を

精神世界を常に意識し 神魂に包まれる心の姿を探究するほど
    「心」は安定し 「道」欠くことがなくなる
 得徳――「実体」を修正する意識が 品性を高め 「人生」を開運へと導く力となる

精神世界を常に意識し
    神魂に包まれる心の姿を
      探究するほど
    「心」は安定し
      「道」欠くことがなくなる
 得徳――「実体」を修正する意識が
  品性を高め
   「人生」を開運へと導く力となる

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』130ページ

誰もが迎える晩年。年齢を重ねた方から、「体が思うように動かない時期が来ると思うと…」と、不安な声を聞くことがあります。そんな時、最期を迎えるまで奉仕心を実践し、良い因を家族に残して旅立った、信者の方々を思い出します。

お元気だった頃は、いつも笑顔で、植木の手入れなどに参加し、偉光会館を我が家のように愛した方がいました。病床に就いてからは、介助する家族に「ありがとう」と、満面に笑みを浮かべて感謝を伝えました。その生き方が、家族の心にしっかりと受け継がれています。

また、別の信者の方は、病が進行し、体が思うように動かなくなっても、笑顔で「私も頑張るけど、あなたも頑張って」と温かく声を掛け、その姿に周りが感銘を受けました。

お二人の心にはいつも神の存在があり、神との強い絆がありました。神と歩む人生は、豊かで、際立つほどの良い影響を周りにも与えています。精神世界に生きる私たちには、いつどこにいても、神が寄り添ってくださいます。その中で、人は人のために役立つものを持って生まれ、生涯にわたって周りに良い影響を与えて生きることができるのだと思います。