宮當みどり職員

一回一回の出会いが「生きる原動力」に

「生きること」──多くの人と出会い 別れ そして思い出を心に残すこと
    これこそ 生きる喜びなのである
 この真理が心に悟れたなら 心は明るく 強く 晴れ上がる
 明るく 強く 晴れ上がった心に映るもの── それは悟りきれた心
    今ある悩み 苦しみ 迷いは 我が人生の力となるであろう

「生きること」──
  多くの人と出会い 別れ
    そして思い出を心に残すこと
      これこそ
        生きる喜びなのである
 この真理が心に悟れたなら
    心は明るく 強く 晴れ上がる
 明るく 強く 晴れ上がった
    心に映るもの── 
      それは悟りきれた心
    今ある悩み 苦しみ 迷いは
     我が人生の力となるであろう

『真実の光・神示 平成15年版』48ページ

人生の全てが思い出となって、確かに心に刻まれていくことを教えられた神示です。振り返れば、さまざまな出会いがあり、喜びだけでなく、時に戸惑ったり、悩んだり…。でも、必ず得るものがありました。

ある友人は、医師から余命一カ月との宣告を受けました。私にできることは何もなく、ただ「少しでも長く生きてほしい」と願うだけでした。彼女は、家族の大きな支えの中で、強い心で治療に臨み、驚くほどの回復を遂げたのです。現在も治療を受けてはいるものの、周りから「何でそんなに明るいの」と言われるほど、元気に過ごしています。

その友人は、「つらい病の中で、家族や友人、知人が支えてくれた。温かい励ましの言葉が心に響き、『生きる原動力』になった。今は、病気をしたからこそ『生きている』ことがどれほど尊いかに気付けた」と、深い悟りを話してくれました。

私たち人間は、あしたのことも分かりません。だからこそ、一回一回の出会いを大切にして、「今できることを一生懸命に」という気持ちで生きていきたいです。そこに、全てが心の糧となり、素晴らしい未来が待っているものと思います。