永峯孝子職員

生きる活力を引き出す家族愛

ある男性は父親が病気になった時、帰宅すると、「父さん、きょうもいい顔してるよ。大丈夫だよ」と、毎日声を掛け続けたと言います。その言葉に励まされ、父親はどんどん回復していきました。

「医学では考えられないほど元気な患者さんは、いつも家族が見舞いに来て、愛されている存在です」と語る医師もいます。そのような人は、いつも「ありがとう」と口にし、人と積極的に関わり、親切な人柄の人が多いということです。

私が今でも忘れられないのは、ペルーの鉱山で、大勢の労働者が地下に取り残されてしまった事件です。地上の家族が電話で励ましのエールを送り続けた結果、多くの命が奇跡的に救われました。心で生きる人間は、家族の愛に触れると、こんなにも活力が湧くものかと、とても感動しました。

人生──体が生きるのではなく 「心」正しく流れるところに
    人生「体」も生き生きできるのである

人生──体が生きるのではなく
  「心」正しく流れるところに
    人生「体」も
      生き生きできるのである

『真実の光・神示 平成18年版』185ページ

世界中が非常事態と言える今、「家庭」こそ、私たち人間が悔いのない人生を歩むために欠いてはならない環境であることがよく分かります。一番大切なものを忘れずに、家族で神の教えに生きられるよう努力していきたいと思います。

「教え」が家族の心を一つに重ね 支え 補い合って「生きる」心を強くする
 「真実の愛」に生きて 人間は 天命を全うできるのである

「教え」が家族の心を一つに重ね
    支え 補い合って「生きる」
      心を強くする
 「真実の愛」に生きて
  人間は 天命を全うできるのである

令和2年1月14日 教主担当信者心の基勉強会 家庭編