(神総本部MN/60代女性)
90歳の母は今、施設に入所しています。感染症の問題が始まった頃、『友輪』を届けると、「読めない。目が見えないの」とぽつり。面会に制限が出ると、記憶が曖昧になり、一時は私のことも分からなくなりかけていました。
神に心を向けた瞬間、活力が…
5月、『心の旅路102』が発行された時、「読めないかな」と思いました。でも、「『宗教でしょ?』は食べず嫌い!」のタイトルに心を奪われ、「この感動を母と共有したい」と思ったのです。早速、母に見せると、目を輝かせ、「わあ、すごい! 教会が世に出ていくのね」と、手をたたいて喜んでいました。『友輪』も、「読む、読む」と、一気に前向きに。「神示教会この世に一つ 神直々につくられた 神の教会…」(『真実の光・神示 平成13年~14年版』70ページ)と、神示の一節まですらすらと口にして、驚きしかありませんでした。
生気を失い、ぽわんとしていた母は一体どこへ…。しかも、かきむしってしまうほどひどかった体のかゆみまで、ピタッと治まってしまったのです。神に心を向ける。神と心を重ねる。そして、そこには、私たちの真心を受け止めてくださる神魂のご存在が確かにある…。活力を取り戻した母の姿から、神の実在をひしひしと感じ、感謝で胸がいっぱいになりました。
でも、これも、神を信じきって生きてきた母だからこそ…と思います。いつも感じていたのは、ただ「神様大好き」というのとは違う、神を信じ抜く、まさに信念を感じる姿でした。真実の神を知り得た喜びが体中からあふれ、スキップをするように歩く姿が、近所で有名だったほど。ひたすら優しい人で、困っている人を放っておけず、みんなに救われた喜びを語っていました。神総本部へも、信者さんに寄り添って、一日に何度も足を運んでいたほどです。
教会の全てが仕合せにつながる
思い返すと、母が元気になり始めたのは、「心が変わる神示カレンダー しあわせ月ごよみ」がきっかけでした。大きく書かれたこの神示なら読める。教会の写真も目に入る…。それだけで、心配な言動がなくなり、施設のスタッフに「ありがたい」と感謝することが増えました。さらに、「デジタル電波置き時計」から流れる「希望の光」のメロディー。高音の澄んだ音色が、遠くなった母の耳にも届き、おかげで祈願の習慣を取り戻せたのです。今、母の満たされた表情を見ていると、神魂が包み込んでくださっていると感じずにはいられません。
5月13日の「神の実在体験談」で、時計の制作に携わった職員の思いを読み、あらためて感謝が込み上げました。それとともに、神示教会で用意される全てに、神の愛が込められている。神と生きる後押しをし、仕合せへと導いてくださる…と思いました。そうした一つ一つのツールを、大切に活用し尽くします!