(神奈川県MT/30代女性/会社員)
夫が会社に泊まり込み、家に帰らなくなりました。メールをしても、電話をしても、無反応になって、ようやく夫婦の心が擦れ違っていた事実に気付いたのです。
全て子供中心で、夫婦の会話もなく、夫にいかに無関心だったかと、後悔でいっぱいでした。「家に帰っても、心が安らげない」という夫の本音を、義母から聞かされました。そこで初めて、仕事がきついと夫から相談された時に、「でも、生活があるのだから、先の見通しがないまま投げ出すことはできないわよね」と淡々と答えたことなどを思い出したのです。
悔いる思いを神に語りながら、どう心を立て直せばよいのか、勉強会に出席したり、神の教えを基に職員と確認したり。学べば学ぶほど、子供のことだけに必死で、和のある家庭の根幹となる、夫婦の重なり合いを忘れていたことが見えてきました。ちっとも優しくない妻だったと、心から反省しました。
それからは、夫の心が安らげる、柔らかな心になれるようにと願いながら、本音を伝えることに努めました。たとえメールの返信がなくても、夫を大切に思う気持ちや、かわいい妻になる努力をする決意などを、折に触れて伝えていきました。私が本音で向き合うほど、夫も思いを返してくれるようになり、「自分も悪かった」と家に戻ってきてくれたのです。
今、我が家では、夫婦で神の館に出入りし、一緒に教えを学び始めています。子供を育てる上でも、夫婦の心の重なりがいかに大切かよく分かります。神の教えを真剣に学び重ねて、我が子の心を真に育める、会話があふれる家庭を築いていこうと、二人で心に誓っています。