(静岡焼津偉光会館MA/70代女性)
梅雨明けごろから続く体調不良。いつまでたっても倦怠(けんたい)感がなくならず、居たたまれない思いでいました。
心のありようが変わると
そうした中でも、福寿の集いの参列は、私の大きな楽しみでした。電話で息子に予定を聞くと、「足の指を痛めちゃった」と言います。「お母さんも体調が悪くて…。いつなら行ける?」。そんなやりとりをして通話を終えた直後、はっとしました。私が話したのは自分の都合ばかり。けがをした息子に、「どんな具合なの?」のひと言もなかったのです。思いやりの薄さに気付き、心の底から反省しました。
すぐに電話をかけ直し、「ごめんね」と本心から伝えると、息子は受け止めてくれました。「明日、病院に行く予定」と話してもくれ、「そこまで痛めていたんだ…」と、なおのこと反省したのです。それでも私のことを考えてくれていた息子に、感謝の思いも湧いてきました。一度目とは全く違う気持ちで電話を切って、驚きました。あれほどつらかった倦怠感が消え、体が軽くなっているのです! よく体験談で「心の在り方は体調に影響を与える」と目にしますが、私にも同じことが起こった! うれしくて、精神世界の不思議を感じました。
どんな出来事も必ずプラスに
その後、開いた公式サイト。いつも読んでいるはずの「喜びの声」が、心にビンビン響きます。「私もこういう気持ちになることあるな」「もし自分だったら、こんなに頑張れるかな」。投稿された方の思いをたどっていくと、またまた気付きと反省の連続でした。
それから体調はぐっと良くなり、福寿の集いは、無事に息子と参列することができました。不調はつらい経験でしたが、多くの気付きを頂く機会となって、結果、息子たちとの縁も深まっています。神と共に歩めば、全ての出来事を気付きや悟りに返していける。その確信が得られた今、湧き上がる感謝の心をかみしめながら、仕合せな毎日を過ごしています。