読み聞かせでドキドキわくわく

○京都府・FFさん(60代女性)

私は、ボランティアで子供たちに本の読み聞かせを行っています。

頼まれた当初は、「子供相手とはいえ、人前で話すなんてできっこない」と不安だらけでした。それでも、神の教えで「できることを精いっぱい」と学んできた私にとって、神が下さった奉仕心実践のチャンスと思えたのです。子供たちが、本を好きになるきっかけになれば…。うまく読むというより、子供に楽しんでもらえるように祈願して、練習を重ねるうちに、本番が楽しみになってきました。

たくさん練習しても、いつも本番はドキドキ。でも、真剣に聞き入ってくれる姿がうれしく、最後に「ありがとう」と言われた時は、私こそ「ありがとう」と返したい思いでいっぱいになります。

ある時、読んであげた小学生から手紙が来ました。「お金をもらえないのに、なんで読んでくれるのですか」。どう返事しようか迷ったものの、思いをそのまま書きました。「みんなが、いつも素直にお話を聞いて、気付いたことや感想を言ってくれるのがうれしくて、楽しいから読むんです」すると、お礼にと、私の似顔絵を描いてプレゼントしてくれたのです。

お金は頂けなくとも、自分の心一つで子供に興味を持ってもらえて、自分自身も感動が頂ける。私にとって、最高の喜びです。今度は何の本を読もうか、選ぶのにもわくわく。今では、家でも孫に「読んで」とせがまれます。

神の教えの実践で、「短所」と思っていた部分を克服でき、自信が持ててきたことにも感謝です。

神の教えでつかんだ仕合せのコツ。どうぞ、ご家族にも共有してください。皆さまでほっこりしつつ、見えたコツを家族で生かしましょう。

日常で見つけた“小さな仕合せ”を、ぜひお寄せください。

しあわせ通信
社会で光る人