気持ちを大切に生きる喜び

○茨城県・FMさん(60代女性)

主人を亡くして、今年は三回忌。当初は、片腕をもぎ取られたようなショックで、泣いてばかりの毎日でした。誰かと話していても涙が出てきて、一家の大黒柱を失うとはこういうことなのかと、痛感させられました。

そんな私の心が変わり始めたのは、「人の気持ちを大切に」という神の教えがあったからです。ふと、家族みんなの優しい気持ちが見えてきました。

同居する長男は、私のことを心配し、毎朝様子を見てから出勤します。その温かい心に気付き、「元気を出さなくちゃ」と頑張る思いが湧いてきたのです。

次男夫婦に、「お母さん、子供たち2人の面倒を見てください」と頼まれた時、「自分を頼ってくれた!」とうれしくなりました。保育園やバスケット練習の送迎。孫の姿から、私の方が元気をいっぱいもらっています。

私が、次男の家に泊まった朝のこと。お嫁さんがお弁当を作っていました。そして、「お母さんの分もあるので食べてください」と言うのです。お弁当なんて、家族の分を作ることはあっても、作ってもらうのは初めてだったので、ほっこりして、とてもうれしかったです。

相手からかけてもらう優しい気持ちに気付いたので、私も、今、自分にできることを心を込めてやろうと思います。支えてくれる神に、家族に、みんなの気持ちに感謝。見守ってくれる主人にも感謝して、これからの人生を楽しんでいきたいです。

神の教えでつかんだ仕合せのコツ。どうぞ、ご家族にも共有してください。皆さまでほっこりしつつ、見えたコツを家族で生かしましょう。

日常で見つけた“小さな仕合せ”を、ぜひお寄せください。

しあわせ通信
社会で光る人