○茨城県・ＹＮさん（70代女性）
これまで我が家では、夫婦の会話が本当に少なかったです。食事をしていても、「まずい」もない代わりに「うまい」もありません。
ところが、神の教えを学んでいくうちに、私の態度が、夫を無口にさせていることに気付きました。夫が何か言い始めると、すぐに「駄目でしょうよー」と口を挟み、話を遮っていたからです。そこで、「話を最後まで聞く」ことから努めていくと、食事のときに、「これはうまいなあ」「少ししょっぱいなあ」などの言葉が聞けるようになってきました。
そんな中、夫がうれしい話をしてくれました。保育所で用務員をしている夫ですが、時には、食事の介助もしているようです。子供たちに「おじちゃん、これ食べさせて」と言われて、食べさせると、次々に「僕にも、あーん」「私にも」と声が掛かるそうで、「俺はもてるだぞ」とニコニコ。それを聞いて、私もニコニコでした。
家では、植木の剪定（せんてい）や草取りをしてくれる夫。私も、剪定した枝のまとめ作業などを手伝うようになりました。３時ごろには、「一服すっかー」と、夫が冷蔵庫からお茶を持ってきてくれます。２人で飲むお茶は格別です。お互いを思う気持ちが素直に出てきて、仕合せ感が増す毎日です。
