笑顔を増やす小さな秘訣

○群馬県・MOさん(60代女性)

コロナ禍で、息子家族が遊びに来られない毎日。夫は、口を開けば「寂しいな」と言います。「こんな時だから仕方ないのに。私がいるじゃない」と、心の中で思いました。

それが、ふと「その感覚が違うかも…」と気付いたのです。「相手の思いを大切に」と神から学んでいるのに、自分の思いが先行していたと反省しました。そこで初めて、夫の気持ちを考えました。「じいじ、じいじ」と言われ、孫と過ごす時の夫の笑顔。その思いを、私は理解しようとしていなかったのです。

「子供たちと過ごせることは、当たり前ではなかったよね」と言いながら、せめて夫婦で楽しんじゃおうと、二人でバーベキューをしました。

後日、出先から帰ると、夫がおそばを打っていました。「どうしたの」と聞くと、「お母さんのために打ったよ」「えー。ありがとう」夫の思いがうれしくて、気持ちがぽかぽか。さらに、「神棚にお母さんの大好きな物があるよ」と言われ、見ると、「いちごパフェ」があるのです。「お父さん、ありがとう」と言った時の夫のうれしそうな顔。その優しさに感謝があふれました。

ほんの小さなところから、相手の思いを大切にする積み重ねに、笑顔や仕合せが生まれるんだと気付きました。これからも、夫婦で笑顔の絶えない我が家を築いていきたいと思います。

神の教えでつかんだ仕合せのコツ。どうぞ、ご家族にも共有してください。皆さまでほっこりしつつ、見えたコツを家族で生かしましょう。

日常で見つけた“小さな仕合せ”を、ぜひお寄せください。

しあわせ通信
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