Q 整地工事で隣の畑が駄目になり、苦情が

60代

所有する空き地をアスファルトで整地したところ、隣家から「工事の排水で畑が駄目になった」と怒鳴られました。業者は、「近隣挨拶も、工事も、適切に行った」と説明するだけで、何も対応してくれず、困っています。(60代女性)

今回のことに限らず、生きていれば、予期せぬ事は起こるものです。そのときに大切なのが、冷静に、誠実に、道を守って対応することです。
故意でなかったとしても、被害を与えた状態、程度など、事実を客観的に見詰め、苦言から逃げたり、業者任せにしたりせず、誠心誠意、自ら関わり、向き合っていきましょう。

今なすべきことは 「教え」を人生の支えにして 関わりを深める努力をする
 「道」欠き 外す心の動きは慎み 協力 協調する動きを取る
 自然と互いの運命が重なり 補い合って 調和して「生きる」環境を生む

今なすべきことは
  「教え」を人生の支えにして
      関わりを深める努力をする
 「道」欠き 外す心の動きは慎み
      協力 協調する動きを取る
 自然と互いの運命が
      重なり 補い合って
    調和して「生きる」環境を生む

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』15ページ

まずは家族で心を重ね、関係者と話し合っていくことです。
その際、どのような心で臨むかが非常に重要です。心の底で相手を責めたり、不信感を抱いたりしていては、到底調和は図れません。とはいえ、人から批判されれば、反発心も出やすいもの。ですから、感情にのまれないように、そして神の教えに生きられるように、祈願です。自然と、心が安定し、相手を思いやるゆとりが持ててきます。
「自分の身になって考えてくれている」と伝われば、先方も安心し、心が落ち着くでしょう。そこに、皆が納得できる方向へと、和を持って話し合いを進めていけます。

そのように教えを生かして関わっていくところに、人との触れ方が豊かになっていくものです。トラブルに見舞われても、乗り越えられる生き方が身に付くだけでなく、そもそも災難を寄せ付けなくなっていくのです。