今井清隆道事(いまい・きよたか)

心を整えて光寿信者参拝時へ

今年も間もなく光寿信者参拝時を迎えます。ご神前に参拝されるとき、皆さまの心にはどのような思いがよぎるでしょうか。

コロナ禍の今、気軽には出掛けることもできない社会情勢です。
毎日の生活の中では、誰の心にも、いろいろな心配や先を案じる思いが湧き上がってくることでしょう。

私も、「またコロナが流行したら、身重の妻はどうなるのだろう」「緊急事態宣言が再度出されたら、どうすればよいのだろう」という思いに駆られることがあります。
しかし、不思議と心がのみ込まれることなく、「環境変化に任せていけばよい」と、ゆったりとした気持ちを失わずに過ごせています。
そのような心でいると、自然と家族の問題でも、多くの人の支えが得られるのです。

特に私が「自分の心を整える」ために大切だな…と感じ、心掛けているのは、どのような心で祈願しているかという、自分の心の在り方です。

人はこの世に生まれきて 直使の偉光に包まれ 愛され 日々歩む道 共にあり
 愛に包まれ 導かれ 人は終日迎えるものなり
 直使の偉光と心重ねて 迎える終日 楽しきものなり
    何の苦もない「希望の光」の終日よ

人はこの世に生まれきて
    直使の偉光に包まれ 愛され
      日々歩む道 共にあり
 愛に包まれ 導かれ
    人は終日迎えるものなり
 直使の偉光と心重ねて
  迎える終日 楽しきものなり
    何の苦もない
      「希望の光」の終日よ

『真実の光・神示 平成8年~12年版』174ページ

どんな状況でも、「自分自身は神の手の中、愛され、守られ、導かれている」という確固たる安心感があれば、大きな環境変化であっても必ず乗り越えてこられました。その半面、「果たして、受け止められるのだろうか」と不安な思いがくすぶり続けていた時には、なかなか解決には至りませんでした。

そのように気持ちが堂々巡りしたときに、私はこの神示に立ち戻ります。悩みの答えが出ないときであっても、無理に答えを出すのでなく、「なぜ迷うのか」自分の心を素直に神に語ることで、今の自分を認め、受け入れることができるのです。そうすることで、自然と「今、自分が何に取り組むべきか」が見つかります。

光寿信者参拝時には、胸いっぱいの感謝の思いを、神魂へお届けしてまいりたいと思います。