「五月病」という言葉もあるように、知らず知らずのうちにたまるストレス。その原因は、周りにあると思いがち。でも、本当は、自分の心の奥に潜んでいるのです。今回は、“隠れた本心”に視点を置いて考えてみましょう。
親友が結婚。「おめでとう！」と一緒に喜ぶ心の奥で…。先を越されて焦る気持ち。
同期がチームリーダーに。「頑張れよ！」とエールを送る心の奥で…。「何で自分じゃないんだろう」と落ち込む気持ち。
「親の介護があるから、仕方なく実家へ」と言いつつ心の奥で…。夫から離れられてスッキリの気持ち。
自分の心の奥の奥、根っこにある“隠れ本心”こそ、モヤモヤ、ストレスの原因です。そこに気付けるかが開運への分かれ道。“隠れ本心”には、修正すべき自分の性格傾向が隠れているからです。自分の汚い心に気付くのは、とてもつらいこと。でも、見て見ぬふりを続けていては、もっと苦しい状況に落ちていくばかり。モヤッとしたら、「何でだろう？」「何に引っ掛かってる？」と勇気を出して、心の奥を見詰め、一つでも多くの“隠れ本心”を見つけましょう。
心はミルフィーユのように、何層にもいろいろな感情が重なっています。５月の光栄信者参拝時は、内省の時。いつもより深く深く心をのぞいて、芯から清めていきましょう。“隠れ本心”と真剣に向き合い、祈願で改善に努めれば、根こそぎの修正がかないます。そこに、秋に手にできることしの実り、心の姿は、全く違う輝きになるのです！
｢教え」を学び 真理に生きるほど
人間は皆 「運命」に「人生（こころ）」守られ 「開運」がかなう
｢教え」を学び
真理に生きるほど
人間は皆
「運命」に「人生（こころ）」守られ
「開運」がかなう
『友輪』339号４ページ
