(鹿児島県HM/30代女性)
数年前まで、私は、暗く重い気持ちで毎日を過ごしていました。明るかった母が突然ふさぎ込み、一緒に偉光会館にも行けなくなったからです。次第に私自身も神から心を閉ざし、両親や友人とも気持ちが重ならなくなっていきました。
引き出された素直な思い
転機は、体調不良と失業を同時に体験したことでした。大きな壁にぶつかって、本心から救いを求めて学んだ神の教え。心に温かく染みてきて、「家族と本気で向き合おう。何かできることがあるはず」と、気持ちが奮い立ったのです。そうして1年が過ぎた頃、両親と宿泊した場所が偉光郷でした。
「心療所」という言葉に引かれ、「大切な家族に“心の救い”を味わってほしい」と誘った私。けれど、偉光郷で変わったのは“自分自身の気持ち”でした。みんなでゆったり過ごすうちに、ふと、心によみがえったのです。幼い頃、母が神総本部まで連れていってくれたこと…。私が何を言っても、温かく受け止め、見守ってくれていたこと。思い出が心の中を駆け巡り、胸がいっぱいになりました。
「感謝しかないな」。義務感や責任感からではなく、スッとそう思えたことが、とてもうれしかったです。気持ちを素直に伝えると、母は、「そんなふうに言ってくれてありがとう」と返してくれました。ありのままの思いのやりとりに、心がじんわりとほぐれ、解放されていくようでした。
この喜びの輪を広げたい!
それ以来、母は、だんだんと元気になってきています。また一緒に勉強会に出席できるようにもなり、うれしくてたまらない昨今です! もし、あの頃の私のように落ち込んでいる人がいたら、絶対に諦めないでほしいです。完璧じゃなくても、できることを積み重ねていけば、神は絶対に応援してくださると分かったからです。たくさんの方々が、偉光郷で奇跡を味わわれることを、心から願ってやみません。