○愛媛県・EMさん(70代女性)
帰宅するために、3両編成の郊外電車に乗っていた時のことです。
途中駅から60すぎくらいの男性が、白杖を突いて乗車してこられました。すぐに、「どうぞ」と声を掛け、席をお譲りしたところ、「ありがとう」と安心された様子でした。
次の駅で、男性に「気を付けて、お帰りくださいね」と声を掛けて降りました。すると、その電車の運転手さんが、「ありがとうございました」と、私にお礼を言ってくださったのです。当たり前のことをしたつもりですが、その「ありがとう」のひと言が、大変うれしかったです。
家に帰って、娘に話すと、「お母さん、いいことをしたね」と言ってくれ、親子で明るい気持ちになりました。すてきな巡り合わせをありがたく思ったひとときでした。
日々、さまざまな出会いの中で、気付きを頂き、喜びが味わえますのも、神の教えのおかげです。一日一日教えを学び、生活に生かし、豊かな気持ちで元気に過ごせることに心から感謝しております。