河野浩子職員(かわの・ひろこ)

多くの出会いが生きる 人を導く人生を

よく知っていた方が亡くなり、教会葬儀である玉納奉寿を担当しました。儀式中の「故人に贈る言葉」では、参列した方々から、温かい言葉が次々と故人に贈られました。

この男性は、幼い娘さんが、「劇の主人公のような名前に変えたい」と言うと、「どんな名前?」と優しく聞いてくれる、愛情の深い父親だったといいます。勤務していた銀行の後輩は、「丁寧に仕事を教えてもらいました。誰にでも分け隔てのない対応をする方で、自分も見習っています」と、敬意を込めて語りました。住んでいる地域の自治会の方は、「銀行勤めの経験を生かし、誠実に会計を担当してくださいました」と、感謝を。信者仲間は、「銀行の支店長まで務めた方なのに、謙虚で、何でも快く引き受けてくれた」と、人柄をたたえたのです。参列した方々が、あらためて故人の人柄に触れ、「出会えてよかった」と感謝して旅立ちを送る、真心のこもった儀式となりました。

今を生きる 楽しき時よ
 ──「教え」を学び 我が心を高めてゆく──
 多くの出会いが生きてくる
 人との出会い 物との触れ合いを通し 「心」は豊かに磨かれてゆく
 人との会話に信頼が生まれる
 相手を愛し 相手のために「生きる」 その思いが強い信頼を育む
 「教え」に生きて 「人生」に開運をかなえ 良き因を「心の道」に残してゆける

今を生きる 楽しき時よ
 ──「教え」を学び
    我が心を高めてゆく──
 多くの出会いが生きてくる
 人との出会い 物との触れ合いを通し
    「心」は豊かに磨かれてゆく
 人との会話に信頼が生まれる
 相手を愛し 相手のために「生きる」
    その思いが強い信頼を育む
 「教え」に生きて
    「人生」に開運をかなえ
      良き因を「心の道」に
        残してゆける

『真実の光・神示 平成30年版』118ページ

私たちは、一生の中で、どれくらいの人と出会い、お互いに顔と名前を知って、縁を深めてゆけるのでしょうか。縁の深まった出会いが多いほど、命は輝き、その輝きが命のリレーとなって、子孫に受け継がれていくものと思います。この方にご縁があった喜び、感謝を新たにしました。