7月29日神示 教主正使者供丸光先生のご解析

今の社会は、乱れ、荒れています。新型肺炎の感染が収まらない中で、何が大切なのかが見えず、感染対策が不十分なままに経済活動を優先したり、少しでも多くの補償を得ようと考えたりと、物や形に目を奪われる人々があふれています。当然、家庭の中も安定せず、毎日の報道には家族間で起こる事件が目立ちます。一番身近な家族との人間関係がうまく持てない現実が見えてきます。

神が何度もご指導くださっているように、家族で「教え」を学ぶことができれば、社会の変化にのまれることなく、暮らしていけるのです。いかに悪天候が襲っても、いかに経済状態が不安定でも、家族の心が重なっていると、互いに声を掛け合い、支え合い、補い合って、現実を乗り越えていけます。

7月29日希望の光勉強会に向けて表された神示は、この時期に必要だからこそ、神が表された内容です。今月の神示では、まず「真理」を、そして二つの「気付き」、さらに「悟り」をご指導くださいました。これを踏まえ、実践に移せば、必ず悩み、迷いは解消していくはずです。

神示の最初の段落は、「真理」です。真理を示されるとともに、それができていない現状も指摘されています。

「人生の真理」を知った人は皆 「運命」の力を頼って「生きる」もの
 なれど 世に「真理」に生きる姿は 誠に少ない
 よって 知識を頼り 「運命」の力を生かせぬ人が多い

「人生の真理」を知った人は皆
    「運命」の力を頼って
      「生きる」もの
 なれど 世に「真理」に生きる姿は
    誠に少ない
 よって 知識を頼り
  「運命」の力を生かせぬ人が多い

冒頭に、「人生の真理」を知った人は皆、「運命」の力を頼って「生きる」ものと、神は表されました。これが「真理」です。「人生の真理」とは、この世は「心」、「運命実体」で回っているという事実です。「運命」とは、神から授かった自分自身の持つ強みであり、「実体」は、親、先祖から受け継いだ気質や体質です。人の心は、この「運命」と「実体」に影響されて、常に動いています。政治も経済も教育も、あらゆることが、そこに関わる人の「心の動き」で決まっていく事実に気付くことです。これが「人生の真理」です。

人生とは、人間にはどうすることもできない、この「運命実体」の中にあるのです。それを知って「神、仏、人の道」を守って暮らせば、「運命」を枯らすことなく、正しく「運命」の力を頼って生きることができます。そのような人は、家庭でも、職場でも、地域社会でも、自分の力、すなわち「運命」の力を惜しみなく、多くの人のために発揮します。ですから、生き生きと人間関係を深めて暮らしていけるのです。

運命実体で回るのが人生の仕組みと分かったなら、与えられた「運命」を磨くことがいかに大切かが見えるでしょう。それには「実体」を改善することです。「実体」、すなわち自身の物事の捉え方、感じ方、考え方を、「教え」を基に高めるのです。「実体」を修正できれば、持って生まれた「運命」が最大限に引き出せます。

しかし、現状は、「真理」に生きる姿は少なく、知識を頼り、「運命」の力を生かせぬ人が多いと、神は指摘されています。本来、頼るべきなのは、自分の「運命」です。それが、「真理」に生きる姿です。しかし、社会にあふれる知識や情報に頼れば、「今就職するなら、IT系が良さそうだ」などと、自分の強みを見詰めることなく、選択してしまうかもしれません。このように、自分の「運命」の力を生かすことに気持ちを向けていない人が多いのです。それが、悩みを抱える原因、と教えてくださっています。

また、悩むのは、自分自身の心です。さまざまな現実に直面し、「仕事が減って、これからが不安…」「体調が優れず、思うように動けなくて…」と、先々を思って悩みます。そして、「行政の対応が遅い」「派遣社員から切る方針が許せない」「感染が怖くて、病院にも行けない」などと、何かを責めがちになります。知識を頼り、情報を頼るほど、心は迷い、悩みを深めていきます。

次の段落は、一つ目の「気付き」です。

信者に問う
 「教え」に「真理」を悟る学びはいかに
 神見るに 皆は 「人生の基」が実践できずに 日々生きる姿が見える

信者に問う
 「教え」に「真理」を悟る
    学びはいかに
 神見るに 皆は
    「人生の基」が実践できずに
      日々生きる姿が見える

神は、一人一人に問い掛けられています。神の教えに触れ、「教え」に「真理」を悟ることができているか…と。「悟る」とは、神示を通して自身の欠けたところに気付き、祈願とともに自分のものにすることです。「教え」を宗教教義のように捉えず、信念として生きる自分になることです。

神は、まだまだ「人生の基」が実践できていないと言われています。世の中にあふれる知識、情報で対応しようとすれば、それが自分にとって有益かどうかも分からず、時にはかえって悪い結果を引き起こすかもしれません。今どうしても必要なのが、物事の道理に沿った考え方、生き方です。

一人一人の人生を支える基は、家庭にあります。和のある家庭があって、健康も、仕事も、生活も、希望も守られます。家庭を立ち木に例えれば、揺るがぬしっかりとした根があって、そこにどっしりと立つ幹があり、立派に茂る枝が広がります。父親、母親、子供、祖父母と、それぞれに立場をわきまえ、生きなくては、実体も修正できず、運命も引き出せないのです。まずは、神の「教え」の基本真理(※)を一から学び直して、自分の立場でできるところから実践することが大切です。

次が、二つ目の「気付き」です。

知識で「教え」を学んでいては 「真理」は悟れず 努力も生きない
 「教え」を家族で学び 「教え」を家庭で実践
 家族の心は重なり始め 会話も増える
 互いに愛情が芽生え 深まり 神の手の中 守られる実感を味わう
 運命に守られ 導かれて「生きる」人の姿が ここにある

知識で「教え」を学んでいては
  「真理」は悟れず 努力も生きない
 「教え」を家族で学び
    「教え」を家庭で実践
 家族の心は重なり始め 会話も増える
 互いに愛情が芽生え 深まり
  神の手の中 守られる実感を味わう
 運命に守られ 導かれて「生きる」
    人の姿が ここにある

神の教えを知りながら、なぜ悩むのかといえば、知識で「教え」を学んでいるからと、神は言われます。知識に頼り、自分の経験に重ねて考えると、「教え」に触れても、「そうは言われても、現実は…」となってしまいます。それでは、「真理」は悟れず、自分のものにはできません。

世の中を見ても、救済策で補償が出ると聞けば、「用意する書類が多過ぎる」「早くやってくれればいいのに…」などと、不平、不満を漏らす人がたくさんいます。知識で考えるからです。それでは、生き方を下げてしまいます。「不正を防ぐために、書類が多くなるのも仕方がない」「公金で援助してもらえるだけでもありがたい」「もっと社会に貢献していこう」と、素直に、謙虚に受け止めれば、実体は上がっていくでしょう。全ては自分の心次第です。「教え」は、知識として学ぶのではなく、真理、物事の道理として身に付け、実践できる自分になることです。

だからこそ、自分だけでなく、「教え」を家族で学び、「教え」を家庭で実践できるように努めるのです。そこに、家族の心は重なり始め、会話も増えると、神は言われます。互いに愛情が芽生え、深まり、神の手の中、守られる実感が得られます。それが、自分に与えられた運命に守られ、導かれて「生きる」人の姿です。

最後の段落が、「悟り」です。悩みを抱える人にとって、解決の糸口です。ここから実行するのです。

人間は 「運命」を通し 神とつながっている
 「教え」に気付きと悟りを得る人は皆
    「実体」を自ら修正し 「運命」の力に頼って「生きる」 人生の基本を体験してゆく

人間は 「運命」を通し
    神とつながっている
 「教え」に気付きと悟りを得る人は皆
    「実体」を自ら修正し
  「運命」の力に頼って「生きる」
    人生の基本を体験してゆく

人は誰でも、「運命」を通し、神とつながっています。一人残らず、神から世に役立つ運命を授けられているのです。「教え」を素直に学び、受け入れていけば、自身の欠けたところに必ず気付けます。その気付きを、生き方、信念に取り入れて、悟る、すなわち身に修めるところまで進めたなら、「実体」を自ら修正することができます。そして、「運命」の力に頼って「生きる」ことができるのです。それが、「人生の基本」です。

人生は心で回る、運命実体で回るのが、「人生の真理」です。その仕組みを変えることはできません。一人一人にできるのは、どうにもならない宿命的要素を変えるのではなく、自由意志的要素である自分の生き方を改善し、実体の修正を図ることです。「教え」を学び、自分の実体の弱点、物の捉え方、性格傾向などに気付き、祈願で実践に移し、愛ある人を目指しましょう。その努力を重ねる中で、必ず悩みは消えていきます。そして、人として正しい生き方、「心の正道」を歩むことができるのです。

 

※神の教えの基本真理は、「信者心の基勉強会」や、教会図書『理知の真理』などで学べます。