包み込むような愛でお迎えを
渡辺正子(宿泊処担当)

「訪れた方々に、『来てよかった』『また来たい』と思っていただきたい」その一心で、宿泊処の業務に携わっています。
宿泊処があるのは、以前、総本部のあった大切な場所。お一人お一人に、供丸姫先生、供丸斎先生の深い愛の御心を感じてもらえるように、言葉遣いも、表情も、とにかく温かく…と思い、心からの笑顔でお迎えしています。
かつて、供丸姫先生は、訪れる方たちを、それは温かくお迎えされていました。都合で到着が遅れた方にも、「よく来られましたね」と優しくお声を掛け、閉門時刻がとうに過ぎていても、「きょうだけ特別よ」とご神前に通してさしあげることもありました。決まりは決まりでも、いつも相手の心を真っ先に考え、大切にされていた供丸姫先生。私たちも、訪れた方の心を包み込むような愛をもってお迎えしたいと思っています。
宿泊処を利用された方は、チェックインの時に暗い表情をしていても、皆さん、帰りには笑顔になっています。「お風呂であったまった」「ぐっすり眠れた」などと伺うと、「お二方の愛を感じられたんだな」と思います。「もっと多くの人に、もっとたくさん、宿泊処の素晴らしさを味わっていただきたい」と、願っています。