“今”を後世に残したい
矢口 貢(写真撮影担当)

長年、撮影業務に携わらせていただき、「仕合せ」という気持ちでいっぱいです。
『友輪』から公式サイトへと情報発信のツールは変わっても、「一人でも多くの人に読んでもらいたい」「紙面を盛り上げたい」という気持ちは、昔も今も変わりません。信者さんの生き生きとした表情を収めようと、奮闘しています。
儀式の記念写真も含め、撮らせていただいた方々は、笑顔になって帰っていかれます。一つ一つの出会いに、心からの喜びを感じます。結婚の儀を受けた男性の親御さんに、「実は、私たちもあなたに撮ってもらったんです」と声を掛けてもらったことも。生まれた時から七五三、成人の儀と撮影している人もいて、「立派に成長して…」と、涙が出るくらい感動します。その方、その方の大切な節目に関わらせていただける。こんなに光栄なことはありません。
カレンダーのための四季折々の花や風景も、遠方にお住まいの方などに、居ながらにして教会を、神魂を感じてもらえたら…という気持ちでシャッターを切っています。
フィルムの整理など、地味な仕事もたくさんありますが、“今”を後世に残したいと思うと、やる気がみなぎります。